清水寺で夜の特別拝観が行われるのは毎年、春、夏、秋の3回。本堂をはじめ堂塔伽藍がライトアップされ幻想的な雰囲気のなか、清水寺を拝観できます。清水寺から夜空に向かって放たれる青い一筋の光は、観音さまの慈悲の心を表したもので、京都市街からも美しい光景が望めます。
清水寺の開創は778年、奈良時代の末で、平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院の1つです。山号は音羽山、西国三十三箇所観音霊場の第16番札所です。
東山・音羽山の中腹に広がる境内に、国宝、重要文化財を含む15の伽藍が建ち並びます。
古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されています。
京都市内でも有数の観光地である清水寺は、年間で400万人を超える参拝者が季節を問わず訪れます。
「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂(国宝)は、懸崖造りという手法で、釘を一本も使わずに組み上げられた木造建築です。「清水の舞台」はちょうど4階建てのビルの高さに(地上から約12メートル)相当し、錦雲渓の急な断崖の上にせり出すように建てられています。
この舞台は、御本尊の観音さまに芸能を奉納する場で、平安時代より雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲など、さまざまな芸能が奉納されてきました。
面積は約190㎡、400枚以上の桧板を敷き詰めた「桧舞台」で、この舞台で演じることは名誉なこととして、一世一代の晴れ舞台を意味する「檜舞台」の語源となったと言われています。
夜の特別拝観では、ライトアップされて浮かび上がる清水の舞台、そして遠くに望む市街地の夜景も楽しむことができます。
【清水寺の詳細】
■HP
http://www.kiyomizudera.or.jp/
■拝観料
大人300円
小中学生200円
■拝観時間
6:00~18:00
夏時間有り 4/8~7月末の土日祝は18:30迄
8・9月は全日18:30迄
■夜の特別拝観
【春】
時間 : 18時00分(開門)~21時00分(受付終了)
拝観料 : 大人400円 小・中学生200円
【夏】
時間 : 19時00(開門)~21時30分(受付終了)
拝観料 : 大人400円 小・中学生200円
【秋】
時間 :18時00(開門)~21時00分(受付終了)
拝観料 : 大人400円 小・中学生200円
関連記事
PR
PR