護王神社は、高雄神護寺境内に和気清麻呂(わけのきよまろ)の霊社として祀られ、古くから「護法善神」と称されていました。
江戸時代末の嘉永4年(1851年)、孝明天皇は和気清麻呂の歴史的功績を讃えて正一位護王大明神の神階神号を授けられ、明治7年(1874年)、護王善神堂を神社として護王神社に改称し、別格官幣社に列せられました。明治19年(1886年)には、明治天皇の勅命により、神護寺境内から現在地である京都御苑蛤御門前付近にあった公家の邸宅跡に遷座されました。
和気清麻呂が道鏡事件で宇佐へ配流の時に、道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを、突如現われた300頭の猪によって難事を救われ、その後、和気清麻呂が悩んでいた足萎え(あしなえ)は不思議と治ったとの伝説から、明治23年(1890年)から狛犬の代わりに「狛猪」が置かれており、「いのしし神社」の俗称もあります。そして、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されています。
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【護王神社の詳細】
■HP
http://www.gooujinja.or.jp/
■参拝時間
6:00〜21:00
■ご祈祷・授与所受付時間
9:00〜17:00
■住所
〒602-8011 京都府京都市 上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
■電話番号
075-441-5458
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