醍醐寺は、山号を醍醐山とする、真言宗醍醐派総本山の寺院です。
創建は貞観16年(874年)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山し、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けました。
醍醐寺は、多くの修験者の霊場として発展した後、醍醐天皇が自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を掛け、広大な土地に大伽藍「下醍醐」が発展しました。応仁の乱など戦乱により下醍醐は荒廃、五重塔のみが残されましたが、豊臣秀吉による「醍醐の花見」を機会に、秀吉の命によって紀州の湯浅から寺院建築が移築された金堂、三宝院の建設などを経て、今日の姿となりました。
下醍醐は、本尊薬師如来を安置する金堂、三宝院などを中心に、清龍宮本殿や、祖師堂、不動堂、観音堂、弁天堂、女人堂など絢爛な大伽藍が広がります。応仁の乱でその多くが焼失し、その後も焼失・再建を繰り返しましたが、五重塔は創建当時のまま現在に残っています。
下醍醐から山道を登るごと約1時間、醍醐寺開創の地である上醍醐に至ります。上醍醐には、薬師堂、開山堂、如意輪堂、清瀧宮拝殿など、国宝、重要文化財に指定されている数々の堂宇が点在しています。
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【醍醐寺の詳細】
■HP
http://www.daigoji.or.jp/
■拝観料
大人:600円
中学・高校生:300円
※小学生以下は無料
■拝観時間
3月から12月第1日曜日までの期間
午前9時~午後5時まで
12月第1日曜日の次の日よりから2月末までの期間
午前9時~午後4時まで
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